今日リハビリの見学に来た実習生は鹿児島の谷山から来たということだったので、今時分、今日みたいに雨の降る日の上げ潮の時にミミズをつけて永田川に投げると天然ウナギが釣れるよねぇ。と話をふってみると、その子は地元なのに知らなかったらしく、「本当ですかぁ!」と目をまん丸にして話に食いついてくるので、こっちは心の中で「掛かった!」と叫びつつ嘘や誇大妄想を織り交ぜながら話をブイブイ吹いてやった。何せこっちは土地勘があるから、地元の人しか知らない地名や店や通りなんかを適度に散りばめているので、余計に臨場感や親近感が湧くんだろうね。今日一日でその実習生を俺の虜にしてやった。(←本当か?)
そんなことをひとしきり喋っていたら、あそこでアラカブの釣れる頃だなぁ。キスはもう遅いかな。あそこでは赤目がいっぱい湧く頃だな。沖のカツオシビはまだ小さいだろうな。などと色んなことが思い出されてきて魚釣りに無性に行きたくなった。